SlimBlade Trackball

2021年07月09日

遅延やクリック抜け、DirectInput使用の一部ソフトで無反応
複数マウス接続時に他マウスの設定を強制上書きなど

TrackballWorksもKensingtonWorksも挙動が酷く
TracXcrollを挟むか、Arduinoあたりを使ってボタン乗っ取りを考える程度にまでなっていました

ハード的には良いものなので離れにくいのが問題


探したらスマートな解決方法が!
Windows 環境で KensingtonWorks(TrackballWorks)をインストールせず、第 3、第 4 ボタンを使う

当たり前の挙動が出来るって素晴らしい

wacomペンって分解するとすぐバネがどっかいく

2019年07月08日

バネどこ!?

日常的にCintiq Pro 16を利用しているのですが
どうにもプロペン2はテールスイッチの傾きが検知されず使いにくい
という事で、未だにintuos4世代のグリップペンを使っています

流石に長年使っている物は、筆圧感知の精度も落ち
全体的にガタが来ているので何度も分解、メンテナンスをしています

そんなペンに入っているテールスイッチのバネ
とても小さく、一度落とすと見つからない
あんなバネ一本無くしただけで5000円近いペンが使い物にならなくなります

無くしました

身近な所に代用品

ストローク芯に入ってるバネ
あれを切り、取り出して代用すると径がピッタリ合います
テールスイッチバネより短いので、力づくで多少伸ばしてやるといいです
※画像は伸ばし済みのもの

ただ、このバネを伸ばしすぎると
ペン側の入力が入りっぱなしになります
コイル割れで故障するとよく発生するアレです

なので可変抵抗を微調整
ウチの環境では数度だけ右に動かしたら正常動作するようになりました

なんとなく

なんとなく使ってみたら上手く動いたので記事にしてみました
有名なネタだったらごめんなさい

うまく動かなくても保証とかしないよ

GROOVE COASTER for STEAM用のコントローラー

2018年11月07日

どっかの動画で見たGROOVE COASTER for STEAM用のコントローラーがよさげだったので
コスト削減しまくりで作ってみたり

ジャンク品アーケードスティックからパーツ引っこ抜いて
MDFと端材だけで箱成形して
高さ調整のスペーサーは高いので、適当なネジを高ナット連結
HITボタンは輸入パーツが届くまで一時しのぎ

あとはArduinoでキーボードとして認識させるだけ

以前beatmaniaIIDX INFINITAS用のコントローラーを自作したりしたのですが
アナログ入力が無いと、感度調整の手間などが不要なので実に楽でいいですね

たまに工作をすると楽しい

自作4k液晶タブレット

2016年03月21日

tab01

17.3インチ 4k自作液晶の続き
途中で悲しい事件もありましたがなんとか形になりました

リサイクルショップで買ってきた賞状用額縁のガラスが安モノのわりに優秀
光を反射させてもあまり歪みが見えない
100円

iPad液晶からの差異は画素密度264ppi → 255ppi、パネルサイズ9.7inch → 17.3inch(面積 約2.83倍)
画素密度にあまり変化がないので絵を描く上での感動は少ないのですが、画面が大きいのはいいことです
頻繁に拡大縮小しなくてもいいし、頻繁にツールウィンドウを出したり消したりしなくていいのは便利

画素密度がほぼ変わらなかったので、高密度パネルで絵を描くとどう見えるかは過去の記事をどうぞ
iPad Retina用液晶で液タブ化

シールド・バックライトについて

元々パネルを覆っていたアルミシールドは
LEDバックライト、導光板と接着されており分解が困難
なんとか分解しても、再組み上げ時に金属シールドほどの剛性を確保できない為
色ムラや光漏れの原因になります
自分は少量の色ムラが発生するのを無視して、LEDを直接導光板にテープで固定しました

発熱に関して

tab02

基板・インバーターはかなりの発熱があります
最高輝度だと低温やけどするかも
低輝度にすれば気にならない程度の温度に
身体に触れないよう、発熱の多いパネル下部を上にしてパネルを取り付け

ノイズに関して

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パネル下部3~4cm付近はかなりのノイズが発生し、タブレットの動作を阻害します
ノイズ発生部付近にペンを近づけるとカーソルのぶれ、誤クリック連打、サイドボタン登録キー連打が発生します
Wacom設定ツールで、空中クリック無効、サイドボタン登録無効にする事でぶれ以外に対処しました

基板部を電磁波吸収シート、2mm厚のアルミ板で覆う対策を施しましたがパネル下部のノイズは消えませんでした
パネル部から発生するノイズにシールドを施してしまうと、ペンも動かなくなってしまう為我慢
キャンバス部分とはあまり被らないので気にしないことに

マウスカーソルの描画について

  1. Windows10
  2. DisplayPort1.2以上の転送
  3. テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更
  4. ディスプレイの向きをOSで反転
  5. Wintab APIを利用
  6. アプリケーション側でマウスカーソルを描画

上記の条件を満たすと実際のカーソル座標と、描画カーソル座標がずれます
Windows側で指定されているシステムカーソルは正常に描画されるのですが
アプリ側で描画されるカーソルは、常に正方向のディスプレイの向きで描画されます
ディスプレイを反転して利用すると、実際のカーソル位置と点対称の位置に反転カーソルが描画されます

自分は液晶タブレットを使う際、ペン座標を少しずらしてカーソルを見ながら描くようにしていたので
正しい位置に描画されないのは困りものです

DP1.1接続の高解像度ディスプレイ、eyefinityでWUXGA*4を結合した4kディスプレイを反転しても同症状は発生せず
Windows7でも同症状は発生せず
多分高dpi環境に対応しようとした際の何らかのバグだと思われます

久々に作業環境がWin7に戻った

まとめ

スマートフォンやタブレットに採用されるパネルのノイズ対策は優秀
制御基板やインバーターが離せる単体液晶用のパネルも楽
ノートパソコン用の液晶は面倒が多い

このパネルで自作液タブを作るのはあまりオススメしません
高dpiが欲しいならiPad液晶のが手軽で安い

ただし自分で管理・運用できるなら悪くない感じ

悲しみ

2016年03月10日

deathです
作業中に悲しい事故があった為、自作4K液タブはしばらくお休みします

一緒にiPad液晶も壊れた