自作液タブの話

2015年11月22日

一年ほど前に液晶タブレットを自作したのですが
やはり9.7インチ液晶で全作業をすると凄い疲れる
また板タブは板タブで別に使いたいと言うことで自作液タブを解体しました

DSCF3168
どれだけ疲れると言ってもペン入れと仕上げには絶大な力を発揮していた事は間違いないので
保守で残していたCintiq21UXとiPad液晶を合体
表示能力を奪われた哀れな姿に

pointing DSCF3171
intuosをベースにした自作液タブは
先画像のような画面で貼り付けたモニタと入力範囲を手動で合わせる面倒な作業が発生するのですが
Cintiqベースだと使用モニタを選択するだけなので
後画像のように液タブそのままの位置調整が出来ます
液タブをベースに液タブを作るという本末転倒な話は聞いたことが無かったのですが地味に便利
そして一年間弄り倒したパネルはもうボロボロです

intuos Largeは読み取り範囲的に14インチワイド程度のサイズが限界ですが
Cintiqならスクエア21.3インチサイズに収まる大きさの液晶パネルを用意出来るなら好き勝手に液タブ化できます
intuos3ベースの旧21UXならExtraLargeのintuosより安価ですし
バックライト切れのジャンクを見つけたり、世代交代で仕舞い込んだ旧機種がある人は結構簡単に遊べるかも

15.6インチ4Kパネルあたりのコントローラを誰か作ってくれれば
かなりお安い金額で良い感じの液タブが生まれる